汚れた。

身体が。

心が。

声が。

全てが、汚れた。

この私を。


誰が認めた?

誰も認めてやしない。

誰も考えてやしない。

誰も知ろうとすらしない。




私のことを。




……なら。




私が、殺す。

この理を。

この世の全てを。

全ての生ける者、即ち咎人を。

私には、それができるから。

老いも若きも、男も女も。

関係なく、一切を平等に。

それが、私の裁き。




現実。

恐怖。

奇声。

悲鳴。

嗚咽。

断末魔。

痙攣。

硬直。




そして、この赤い大地の上。

いつしか。

この地に立つのは、私だけになっていた。




ふと。

思った。

そういえば。

全てを壊したら。

私は、何をすればいいんだっけ?


……あれ?

思い出せない。

……そもそも。

……私は。

……何のタめニ……裁きヲシていタのダロウ……


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