いつか誓った約束。
一緒にいようね、と。
どこかの芝居のような、使い古された言葉。
でも。
とっても、嬉しかった。
気付けば、月日は流れ。
ずっとずっと、大人になって。
たくさんの血を、この身に浴びて。
そして。
あいつは、ここにはいない。
間違えたのだろう。
どこかで、知らぬうちに。
ずっと正しい道を歩んできた。
そう、思い込んでいただけで、いつの間にか。
その結果が、今の私なのだから。
当たり前、なのだろう。
それでも。
ただ一つ、願う。
逢いたい、と。
ただそれだけを。
明け行く夜空を背に、鈍く光る蒼き月光を眺めながら。
心から。
私は、願った。